老化防止の薬膳【じゃがいもの玉子焼き】

【老化防止の薬膳】

老化防止に重要なことは五臓の働きを低下させないことです。自然の法則として、老化は避けられないことですが、薬膳で五臓の働きを保ち、できるだけ老化を防ぎましょう。

脾胃(ひい)のはたらきをよくする薬膳メニューとして、じゃがいもの玉子焼きをご紹介します。脾胃を温めながら補い、消化機能を促進してくれます。

※中医学では胃腸のことを「脾胃」(ひい)といいます
脾胃は「脾」と「胃」の二つからなっています。脾はおもに吸収を管轄し、体を構成する元である「気・血」や潤いである「津液」を食べたものから作り出し全身に運ぶ仕事をしています。胃は主に消化を管轄し、口から入ってきた食べ物を受け取り、消化しています。また、脾と胃はそれぞれ、栄養を肺に運び上げる機能、消化したものを下におろして腸に送る機能も持ち合わせています。胃が受けて、脾が吸収する。脾が上に運び、胃が下に送る。これら脾胃の連係プレーで消化吸収が行われています。

<材料>

じゃがいも(中)1個 :  鶏ひき肉 50g : 赤ピーマン 1/4個 : たまねぎ 1/2個: 玉子 2個 : オリーブ油 大さじ1 : 塩 小さじ1 : 胡椒 少々

<作り方>

①じゃがいもとたまねぎと赤ピーマンを粗くみじん切りにする。②玉子を容器に割り入れ、塩・胡椒を加えてよく混ぜる。③フライパンにオリーブ油大さじ1/2を入れて、たまねぎ・鶏ひき肉・じゃがいも・赤ピーマンの順でしっかり火が通るまで炒める。④③を一度取り出し、残りのオリーブ油を入れて熱してから、再び③を戻して平らにし、上に②の玉子をかけて弱火で焼いてから裏返して両面を焼いてできあがり。

<効能>

・じゃがいも—脾の虚弱による疲れ、無気力、食べる量が少ない、胃痛、吐き気、便秘などの症状に

・ピーマン—胸・背・胃・腹の冷え、痛み、食欲不振、消化不良などの症状に

・鶏肉—脾胃の虚弱による食欲不振、無気力、下痢、不正出血、虚弱体質による痩せ細り、産後に母乳がでない、四肢の無力、咳、げっぷ、しゃっくりなどの症状に

・玉子—目の充血、空咳、のどの渇き、発生困難、のどの痛み、血の不足によるめまい、精神不安、不眠、多夢などの症状に

お子様からご年配の方まで食べやすいメニューです。ぜひ一度お試しください。